墓石リフォーム
昭和54年建立の段々墓。基礎コンクリートもかなり傷んでいます。石種は茨城産真壁中目石
納骨堂を現在のタイプに改修。同時に基礎コンクリートも打設し直し、表面は石張りで化粧。旧墓石部分は再研磨し、全てが新品に生まれ変わりました。
昭和52年の段々墓。納骨堂の一部がコンクリート製である、当時では一般的な形。内部は見かけによらず、かなり狭いです。
納骨堂部分を改修。外寸はリフォーム前とさほど変わらないのですが、内部の空間は倍以上の広さになり、なおかつ水の侵入を防いだ構造になっています。
昭和47年建立の墓。階段が高く、敷地内も玉垣があるため、狭い。どうにかならないか?との声を聞き、リフォームへ。
基礎を打ち直し、高さを抑えた土間に石張り施工。墓本体も現在の形へ改修。
水の侵入に悩む施主様へ納骨堂一新リフォームをおすすめしたところ、
広い土間の掃除手入れにも骨を折っていたというので、石張りも提案。結果、土間掃除の手間が省けたと、お喜びの声を頂きました。
親戚同士、同じ敷地内に建っているお墓。片方が納骨堂改修をするタイミングで、もう一方は墓石再研磨を希望されました。
結果、両方とも新品同様に生まれ変わりました。
昭和50年代前半以前に建立されたお墓に多い形式で、いわゆる「段々墓」の納骨堂を、現代の、水の入りにくい構造へリフォームさせていただいた施工例を紹介
「段々墓」とは、墓石をピラミッド状に積み上げていく過程で、納骨スペースを確保するために中段以下の部分を空洞にする必要がでてきます。当然、継ぎ目が多くなり、外部からの水が入りやすい構造になってしまいます。そこで、納骨堂部分を現代富山型墓石で主流の、一枚石を傘代わりにした、観音開き仕様に一新することによって、水の入りにくく、なおかつ内部の空気の入れ替えもしやすい機能を持ったお墓に生まれ変わります。また、一枚石より上部の墓石は再研磨して再利用することで、ご先祖様の手の跡をのこしつつ、新品同様のお墓にリフォームすることができます。